これぞ岡崎! 泥臭ゴールで今季4得点目 レスター、先制するも最下位ヴィラに引き分ける

トッテナム戦に引き続きスタメン出場

プレミアリーグ第22節が行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターは、最下位に沈むアストン・ヴィラと対戦。岡崎はトッテナム戦に続き2試合連続で先発出場を果たす。

試合の均衡を破るゴールが生まれたのは28分、FWジェイミー・バーディが巧みに相手ディフェンスラインの裏へ抜けだして、ループシュートを放つ。これをGKバンが一度は弾き出すも、こぼれ球に反応したFW岡崎がシュートを蹴り込む。ボールはGKバンの胸に直撃しノーゴールかと思われたが、ゴールが認められレスターが先制に成功する。泥臭いゴールを決めた岡崎は第17節のエヴァートン戦以来となる今季リーグ戦で4ゴール目を記録した。

さらに追加点を狙うレスターは32分、MFリヤド・マフレズが放ったシュートをアストン・ヴィラDFアリ・シソコが手で止めたとしてPKを獲得する。キッカーのマフレズは正面に蹴り込むも、GKバンが足に当て決定機を阻止した。
1点をリードして後半を迎えたレスターだったが、ボールを支配したのはホームで戦うアストン・ヴィラ。アウェイでは11試合で7勝と高い勝率を持つレスターも、この試合では思うようにボールを奪いきれず、カウンター攻撃を狙う展開が続く。だが奪ったあとにパスがつながらないことで決定機を作るには至らず、押し込まれてしまう。
するとレスター指揮官のクラウディオ・ラニエリ監督は先制ゴールを挙げた岡崎慎司を下げてDFリッチー・デラートをピッチに送り込む。主導権を奪いたいレスターだったが、流れはアストン・ヴィラに傾いたままだった。66分、ジョーダン・アイェウが右サイドを突破し折り返しのクロスを供給。DFレアンドロ・バクナが低い弾道のシュートを放つも、GKシュマイケルが正面でキャッチする。

そしてついにアストン・ヴィラにとって待望の同点弾が生まれたのは75分、DFバクナからの縦パスを受けたFWジェストゥードは強引にターンすると強烈なシュートをゴールに突き刺した。途中出場したジェストゥードがレミ・ガルド監督の期待に応える。

勝ち越したいレスターは試合終了間際にFWバーディがシュートを放つも枠捉えることができず、アストン・ヴィラからゴールを割れないまま、1-1のスコアで引き分けた。

[メンバー]

アストン・ヴィラ:バン、バクナ、オコレ、レスコット、シソコ、ゲイエ、ヴェルトゥ、ウェストウッド、ヒル(→ジェストゥード 67)、コザク、アイェウ(→シンクレア 90)
レスター:シュマイケル、シンプソン、モーガン、フート、フクス、マフレズ(→ウジョア 69)、カンテ、ドリンクウォーター、オルブライトン(→グレイ 85)、バーディ、岡崎(→デラート 59)

[スコア]

アストン・ヴィラ 1-1 レスター

[得点者]

アストン・ヴィラ:ジェストゥード(75)
レスター:岡崎(28)

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