クローゼ代理人が引退の噂を否定 「まだ何も決めていない」

引退の時が近づくクローゼ

今シーズン限りでラツィオとの契約が満了を迎えるミロスラフ・クローゼに注目が集まっている。

ローマ地元紙『La Repubblica』は13日、37歳のベテランストライカーが今シーズン終了とともに現役引退し、DFB(ドイツサッカー連盟)でコーチとしてのキャリアをスタートさせる可能性があると報じた。2011年からラツィオでプレイするクローゼはイタリアの地でも確かな実績を残したものの、年齢的な衰えやケガを避けられなくなっており、今季の先発出場は5試合にとどまっている。

年齢を考えれば引退は十分に現実味のあるテーマではあるが、同選手の代理人を務めるアレクサンデル・シュット氏はこの噂を否定し、クローゼが何の決断もしていないと強調した。独『focus.online』が同氏のコメントを伝えている。
「クローゼは引退に関して何も決断していない。彼は何も決めていないし、我々も発表を急がせるようなことはしていない。その時が来たら、正式にアナウンスするつもりだ」

現役引退の可能性を聞かれたシュット氏は「完全なる馬鹿げた噂」としたうえで、続行の可能性を仄めかした。同媒体によればクローゼは中国スーパーリーグ、米MLSなどのクラブからオファーを受けたものの、これを断ったとしている。これが欧州でのプレイを望んでいることによるものなのか、それともすでに引退を決めていることによるものかは定かではない。

ドイツ代表で136試合に出場して71ゴール(同国歴代最多)を決めた名ストライカーも、いよいよキャリアの終盤に差し掛かっている。

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