長友はマンチーニの信頼を勝ち取ったか!? 不屈の精神でファーストチョイスへ

2戦連続同じ11人で臨んだマンチーニ

インテルの指揮官ロベルト・マンチーニは、これまで毎試合のようにスタメンを変えてきた。特に毎試合変更されてきたのはサイドバックだ。DFが多すぎると言われている現在のインテルにおいて、サイドバックはチーム一の激戦区でもある。日本代表DF長友佑都、マルティン・モントーヤ、ダヴィデ・サントン、ダニーロ・ダンブロージオ、アレックス・テレスと人材が溢れ返っている。

実際にリーグ戦ここ5試合を見ても、12月5日のジェノア戦ではダンブロージオとテレス、続くウディネーゼ戦、ラツィオ戦ではモントーヤとテレス、そしてエンポリ戦とサッスオーロ戦ではダンブロージオと長友が選ばれた。かなり激しいポジション争いとなっているが、伊『カルチョメルカート』は徐々にメンバーが固定され始めてきていると伝えた。

1月6日のエンポリ戦と13日のサッスオーロ戦では、マンチーニは珍しく同じスタメンを組んでいる。サッスオーロ戦での長友のパフォーマンスには批判の声も挙がっていたものの、サイドバックのポジション争いで好位置につけているのは間違いない。現在長友のポジションを脅かすのはテレスくらいと考えていいだろう。
同メディアは序盤戦で出場機会の確保に苦しんでいた長友とダンブロージオが逆転でポジションを掴み取ろうとしていると伝えており、不屈の精神で奮闘してきた長友はマンチーニのファーストチョイスになろうとしている。もちろん今後も油断できないものの、長友はまた1人、指揮官に自身の価値を認めさせることに成功したと言えるだろう。

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