メッシとロナウドの伝説もここまでか リーガ得点王争いが2007-08シーズン以来の大混戦

2人に支配される時代は終わった

今季のリーガ・エスパニョーラが面白いのは、バルセロナFWリオネル・メッシとレアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドの得点ペースが落ちているからという側面があるだろう。メッシの場合は負傷で2ヶ月ほど離脱し、ロナウドもなかなか得点数が伸びてこない。現在得点ランク首位に立っているのはネイマールとルイス・スアレスで、近年はメッシとロナウドが得点ランクトップの座を許すことなどなかった。

現在は15得点で首位に立つネイマールとスアレスを14得点のカリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウド、12得点のレアル・ソシエダードのイマノル・アギレチェ、レアル・マドリードのガレス・ベイル、デポルティーボのルーカス・ペレスと5名が追っている。これほど白熱することがあっただろうか。

スペイン『マルカ』によると、19試合を消化した時点でロナウドとメッシのどちらも20得点に到達していないのは2010-11シーズン以来だという。ここ数年は彼らがリーガの得点王争いを支配していたため、今季の団子状態は非常にレアケースだ。また、この時期にこれほど得点王争いが白熱しているのは2007-08シーズン以来だ。当時は12得点でルイス・ファビアーノがトップに立ち、それをディエゴ・ミリートとルート・ファン・ニステルローイが僅差で追っている状態だった。
これは時代の移り変わりを表しているのだろうか。今季の得点王争いは最後まで荒れそうだ。

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