バルサからの接触を認めるジョビンコ 「僕自身が信じられなかったよ」

”ヨーロッパに戻るなら、ユーヴェがいいね”

MLSで輝きを放つファンタジスタ、トロントFCのセバスティアン・ジョビンコは『スポルト・イタリア』のインタビューに応じ、トロント移籍が正しい選択だったと強調した。伊『フットボール・イタリア』が伝えている。

「僕はトロントでとても幸せだし、自分の選択に喜んでいるよ。またプレイするのが待ちきれない。もう数カ月試合がないからね。MLSは成長を続けているし、数年後にはもっと重要なリーグになっているだろう」

ユヴェントスで出場機会を失っていたジョビンコは昨年1月に退団を決意。新天地は意外にもサッカーのメインストリームから離れた北米の地、トロントだった。これまで30歳以上の名手が残りの選手生活を過ごす場所と見られてきたMLSに、28歳と全盛期の選手が加入することは大きな話題となった。ジョビンコはレギュラーシーズンで22ゴール16アシストという傑出した記録を残し、初年度でMVPを受賞するなど輝かしいスタートを切っている。
続けてジョビンコは古巣ユヴェントスについて触れ、わずかながら復帰願望を明かした。

「ユヴェントス? 恋しくはあるけれど僕は自分の選択に満足している。成長中のリーグでプレイしたかったし、環境を変えたかった。もっとやれたかもしれないけれど、僕はユーヴェでの時間が失敗だったとは思わない。ヨーロッパに戻るとしら、ユーヴェがいいね。サッカーの世界では自分の将来に何が起きるか、前もって言うことなどできないよ」

最後にジョビンコは噂に出ていたバルセロナからの接触が事実であったと認めた。MSN(メッシ、スアレス、ネイマールの3トップ)のバックアッパーを求める昨季三冠王者はジョビンコに関心を示していた。

「僕自身が信じられなかったよ! 具体的な話し合いは何もなかったけれど、接触があったことは本当だ。ちょっとしたアプローチだったと言えばいいかな」

移籍市場はまだ開いている。今後より具体的なオファーがジョビンコのもとに届く可能性も十分にあるといえるだろう。

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