シャルケの超有望株にマンCがロックオン 今冬のトップターゲットに

若手有望株へ目を向けるシティ

昨夏の移籍市場でラヒーム・スターリングを獲得したマンチェスター・シティが更なるスピードスターの獲得へ動いている。

英高級紙『ガーディアン』は先月31日、シティが今冬の移籍市場でシャルケMFレロイ・サネ獲得を目指していると報じた。同紙はシティが2013年12月から継続的にサネの視察を続けており、その関心が次なるレベルに達したとしている。

元セネガル代表スレイマン・サネ氏を父に持つサネはスピード、テクニックを高い次元で併せ持っており、崩しからフィニッシュに至る多くの局面で違いを発揮する選手だ。まだ19歳ながら今季のシャルケを牽引する1人であり、リーグ戦ではここまで4ゴールを記録している。昨季のチャンピオンズリーグ決勝ラウンドでは前年王者レアル・マドリードを相手に得点を挙げており、精神的な強さも持つ。昨年11月にパリで行われたフランスとの親善試合でドイツA代表デビューも飾るなどキャリアは充実の一途を辿っている。
獲得が実現すれば将来的な戦力アップにもつながるが、シャルケ側はクラブの未来を担う若手を安売りするつもりはない。同紙はクラブ側が2019年まで契約を残すサネ獲得に4000万ユーロ以上の移籍金を要求しており、シティ側の想定額を上回っていると伝えている。シティのチキ・ベギリスタインSD(スポーツディレクター)は今冬の移籍を望んでいるとされるが、より実現性があるのは来夏の交渉だ。

シティはサネのほか、レアル・マドリードに所属するスペイン代表MFイスコにも関心を示している。プレミア屈指の攻撃陣を誇るシティではあるが、中核を担うダビド・シルバ、ヤヤ・トゥレといった選手がベテランの域に入っているため、継続的な世代交代に動いている。

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