グアルディオラにもあったユニークな“哲学” 「F1やテニス観戦は禁止」

意外に面倒くさいかも?

偏った哲学を持った指揮官といえば、マンチェスター・ユナイテッドのファン・ハールが思いつくのではないか。マンUに来てからはその独特な哲学が話題を呼んだが、かつてバルセロナでプレイしたティエリ・アンリがジョゼップ・グアルディオラの哲学を明かした。

スペイン『スポルト』によると、グアルディオラはサッカー以外のことに関してもなかなか細かい人物のようで、アンリがその独特な哲学について語った。

「グアルディオラはピッチの中でも外でも変わらずプロフェッショナルなんだ。そしてそれを選手にも要求する。例えば、彼は選手たちにF1やテニスを見に行くのは禁止と言うんだ。なぜなら、長時間太陽に当たることになるだろう? それに深夜に出かけることも禁止だね」
「さらに、もし僕にCMのオファーが来た場合、僕の代理人がグアルディオラにメールを送って許可をもらうことになっていたんだ。彼はダメとは言わないけど、僕が何をするか知りたがるんだ。これだけ聞くとグアルディオラは全てを支配したがる人間のように思えるけど、彼の場合はそうではないよ」

確かにこれだけ聞くとかなり面倒くさい上司に思えてくるが、試合に悪影響が出ないようにするための彼なりのマネージメントなのだろう。アンリはグアルディオラのやり方に異議を唱えるようなことはせず、バルセロナでも良好な関係を築いていた。指揮官の哲学に反発する選手も多いが、グアルディオラの場合は他の指揮官とは違う何かがあるのかもしれない。

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