アーセナルがリーグ制覇しないとおかしい! 2015年で最も多くの勝ち点を稼いだチームに

今季を逃せば次はない?

年内最終戦となった28日のボーンマス戦に2-0で勝利したアーセナルは、前半戦のMVPと言ってもいいMFメスト・エジル、この試合でプレミアリーグ最多の170回目のクリーンシートを達成したGKペトル・チェフと非常にポジティブな内容で2015年を締めくくった。前節のサウサンプトン戦に0-4で敗れてしまうあたりにアーセナルの軽さが出ているが、英『デイリー・ミラー』はアーセナルこそ今季のプレミアリーグを制するにふさわしいチームだと伝えている。

ボーンマス戦の勝利でアーセナルは2015年の年間獲得勝ち点を81に伸ばした。これはリーグトップの数字で、アーセナルは2015年最も安定していたチームということになる。思えば昨季の立ち上がりは最悪で、9勝6分4敗の勝ち点33で2014年を終えている。今季の方が6ポイント多く勝ち点を積み上げており、ここまでの戦いぶりは悪くない。しかも2015年になってからは13勝3分3敗の成績を残し、2015年からは徐々にチーム状態が上向いている。

今季はレスター・シティのサプライズやマンチェスター・シティの取りこぼし、チェルシーの絶不調などが重なって優勝争いに加われているだけかもしれないが、今年1年アーセナルは非常に安定していた。その攻撃陣を引っ張るのがエジルであり、同メディアはエジルがセルヒオ・アグエロ、エデン・アザール、ダビド・シルバらプ レミアリーグ最高の選手と言われる者たちを超えたと称賛しており、今季のベストプレイヤーとなっている。
今夏に獲得したチェフの貢献度も高く、リーグトップクラスのGKとベストプレイヤーのMFがいるアーセナルこそリーグ制覇にふさわしいチームだ。逆にこれでも優勝できなければ、チームにどんな手を加えればいいのか分からなくなってくる。また来季頑張ろうの精神を続けてきたアーセナルだが、今季だけは絶対に落としてはならない。

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