「ギグスが監督になったんだと思った」キャラガー氏が感じたマンUの古臭さ

ファーガソン時代を思わせるスタイルに

28日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーの一戦はスコアレスドローに終わった。結果だけを見れば両チームのサポーターも不満に思うだろうが、マンUのパフォーマンスを評価する声もある。チャンスの数も多く、どこか動きの重いチェルシー相手に上手くゲームを展開することができていた。

英『デイリー・メール』によると、元リヴァプールDFジェイミー・キャラガー氏はマンUの戦い方がアレックス・ファーガソン時代のものに戻った気がしたと語り、これまでの低調なサッカーとは少し違うと感じたようだ。

「もし私が新聞も読まず、テレビも見ずにこの一戦を見ていたら、ライアン・ギグスが監督になったのかと思うだろうね。別にファン・ハールの戦術を悪く言うつもりはないけど、彼がマンUに来てからやっていたサッカーとは別のものだったからね。彼らの攻撃とプレスの仕方は昔を感じさせるものだったよ」
ファン・ハールが志向してきたポゼッションスタイルには批判もあり、もっと縦に速いサッカーをしろと言う者も多かった。しかしこの試合では左サイドのアントニー・マルシャルにボールを集め、イングランドのサッカーファンが好む攻撃的なサッカーが展開できていた。キャラガー氏はそのスタイルを懐かしく感じ、ファーガソンのスタイルを知るギグスが監督になったように感じたのだろう。

ファン・ハールらしさを捨て、昔のスタイルに戻すことが上昇のカギとなるかもしれない。

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