ダイバー、暴れ者……サッカー界の嫌われ者TOP10をスペイン紙が発表

悪役側にいるサッカー界のスター10名

世の中には実力があってもサッカーファンから嫌われる選手も存在する。傲慢な選手や、シミュレーションばかりするダイバーと呼ばれる選手、暴力的で毎試合のように相手を挑発している選手も嫌われる対象となり、彼らは活躍しても悪役として見られている。スペイン『ムンドデポルティーボ』はサッカー界の嫌われ者ベスト10と題し、とにかく嫌われている選手をリストアップした。

10位:マテュー・ヴァルブエナ(リヨン)

ジブリル・シセ、カリム・ベンゼマが関わったと言われたヴァルブエナのセックステープ騒動は 、ヴァルブエナの印象を大きく変えることとなった。被害者側ではあるものの、ベンゼマを批判した言動などは自身のイメージを落とすことにも繋がった。
9位:アリエン・ロッベン(バイエルン)

世界を代表するダイバーであるロッベンは、とにかく相手サポーターから嫌がられる存在だ。昨年のワールドカップでもメキシコ代表を敗退に追い込む見事なダイブでPKを獲得するなど、その演技力は複数の審判の目を欺いてきた。

8位:セルヒオ・ブスケッツ(バルセロナ)

ブスケッツが嫌な選手ということは誰もが知っている。特にチャンピオンズリーグのインテル戦でチアゴ・モッタを退場に追い込んだ演技は議論を呼び、サッカー界でもト ップクラスの演技力を誇る。

7位:エミール・スバヒッチ(ハンブルガーSV)

嫌われるどころか、スバヒッチは今年4月に警備員に暴行を働いて傷害の容疑をかけられている。その暴力性は相手選手を潰しかねないと危険視され、レヴァークーゼンも暴行事件が原因で契約を解除している。

6位:ブランドン(バスティア)

暴力的な選手として有名なブランドンは、パリ・サンジェルマン戦で大暴れしてきた。チアゴ・モッタには飛び膝蹴りのようなものをかまし、当時所属していたヨアン・キャバイェには振り向きざまに肘を顔面に入れている。さらにモッタに対してはロッカールームへの通路で待ち伏せし、頭突きを喰らわしてもいる。

5位:ナイジェル・デ・ヨング(ミラン)

デ・ヨングといえば2010ワールドカップ決勝でシャビ・アロンソの胸に蹴りを入れた場面が有名だ。タックルも含めてとにかく暴力的と評判で、嫌われる対象となっている。

4位:サミル・ナスリ(マンチェスター・シティ)

ナスリはとにかくフランス国内での評判が悪い。現代表監督のディディエ・デシャンを批判し、現地のジャーナリストにも暴言を吐くなどピッチ外で非常に凶暴だ。柔らかいタッチに定評がある選手だが、性格は全くソフトではない。

3位:クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)

メッシが正義とするならロナウドは悪といった見方がある。ダイバーであることも有名で、PKをもらいにいく姿勢は誰よりも貪欲だ。ボールを持つだけでブーイングが起きることも珍しくなく、ハンサムで大金持ちでエゴの強い彼が鼻につくという人も多いのだろう。

2位:ズラタン・イブラヒモビッチ(PSG)

好き嫌いが非常にはっきりする選手ではないか。傲慢を絵に描いたような人物で、グアルディオラを含むバルセロナの選手を痛烈に批判したことも有名だ。その王様ぶりに嫌気がさしているファンも多い。

1位:ジエゴ・コスタ(チェルシー)

挑発行為を繰り返して相手を退場に追い込もうとし、常に相手DFに対して暴力的なコスタは世界のサッカーファンから嫌がられる存在だ。特にその被害を受けているプレミアリーグでの評判は最悪だ。コスタが挑発行為をするたびに試合がストップすることを嫌がるファンも多いはずだ。

1位は現代サッカー界でも指折りの暴れん坊であるコスタが選ばれた。ダイバーも許しがたいが、球技において暴力的な振る舞いはやめていただきたいと考えている者も多いはずだ。その点でコスタはあまりに目立ちすぎており、ロナウドやイブラヒモビッチと違って可愛げが感じられないのも嫌われる理由なのだろう。

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