最近の若いやつは……プランデッリ氏「意志と根性がない」

若手にプロ意識が欠けていると不満

今の若者はなっていないと感じるのは、日本だけではない。

かつてイタリア代表を指揮したチェーザレ・プランデッリ氏は、サッカー界でも指折りの悪童であるFWマリオ・バロテッリを起用し続けてきた。代表のエースとしてワールドカップでも起用を続けたが、ピッチ外での振る舞いは破天荒そのもの。ピッチ内はともかく、ピッチ外の行動にストレスを溜めたことも多かったはずだ。

伊『フットボールイタリア』によると、同氏はバロテッリを含め今の若手選手がプロ意識に欠けると感じており、自分が現役の頃は今ほど自由気ままではなかったと現代の若者への不満を口にしている。
「今の世代の選手たちはプロ意識を重視していない。私の頃は試合に負けた後に外で踊るなんてことはなかったからね。今の若手は意志の強さと根性がない。彼らは自分たちが特別な存在だということを自覚していないんだよ。私たちが現役の頃は選手たちは貧乏で、上流階級がスタンドから我々を見ていたんだ。それが今では逆転してしまっている」

確かに現代サッカーは以前に比べて大量のお金が動くようになり、若手選手でも高額な年俸を受け取っている者が数多くいる。若いうちに大金を手にすれば使い方も派手になり、時にプロフェッショナルに欠けた行動も取ってしまう。最近の若者は……とはよく言うが、代表チームでバロテッリのようなやんちゃな若手選手を見てきた プランデッリ氏も同じ考えを抱いていたようだ。

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