思い返せば悪いことだらけ? レアルの最悪な2015年を振り返る

悪い出来事目白押し

カルロ・アンチェロッティの退任、新指揮官ラファエル・ベニテスと選手の衝突、ダビド・デ・ヘアを巡るマンチェスター・ユナイテッドとの揉め事など、2015年のレアル・マドリードは何かと苦しいことが多い1年だった。スペイン『マルカ』はこの1年を暗黒の1年だったと伝え、様々な出来事を振り返っている。

始まりは今年1月のバレンシア戦に敗れてからだ。それまでのペースが狂い、コパ・デル・レイも敗退、さらに2月上旬にはアトレティコ・マドリード相手に0-4の敗北を喫するなど、悲惨な時期となった。しかもアトレティコ戦の直後にはクリスティアーノ・ロナウドの誕生日パーティーが派手に行われ、敗戦後の振る舞いとして正しくないとバッシングを受けることになった。

5月にはユヴェントスへ移籍したFWアルバロ・モラタにチャンピオンズリーグ決勝進出を阻まれ、アンチェロッティも解任された。選手たちの中にはアンチェロッティの解任に異議を唱える者もおり、新任のラファエル・ベニテスは歓迎されていたとは言えない。1ヶ月後にはDFセルヒオ・ラモスの契約延長を巡る騒動もあり、落ち着かないシーズンオフとなった。
そして7月にクラブのレジェンドであるイケル・カシージャスが退団、その後釜にと狙ったダビド・デ・ヘアは結局捕まえきれず、世にも珍しい形で守護神がケイロル・ナバスに決まった。

11月にはFWカリム・ベンゼマが警察に拘束される事態が起こり、クラシコでも0-4と大敗を喫した。クラブはサポーターからの信頼を失い、今もその流れは続いている。

レアルはこの負の連鎖を断ち切って2016年を良い1年にすることができるだろうか。

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