元アイルランド代表ダフが現役引退を発表 プレミアで名を馳せた名ウィンガー

自身のキャリアに満足を示す

チェルシーなどで活躍した元アイルランド代表MFダミアン・ダフ(36)が21日、現役引退を表明した。英『BBC』が同選手のコメントを伝えている。

「心ではまだまだ現役を続けたいと思っていたけれど、身体が『今が止め時だ』と言ったんだ。そっちが最終的には勝ったよ」

アイルランド代表で100キャップを持つレジェンド、ダフはそう話し、フィジカル面で続行が厳しくなったことを引退理由とした。ブラックバーンで1996年にキャリアをスタートした同選手はチェルシー、ニューカッスル、フルハムといったプレミアリーグのクラブを渡り歩いた名ウィンガー。縦への突破力、そしてカットインからの強烈なシュートが武器で、2015年からは母国のシャムロック・ローヴァ―ズでプレイしている。
ダフは自身のキャリアについて、「少年たちの夢でいることができてラッキーな男だよ」と話し、約20年のキャリアを通じて出会った多くの人への感謝を示した。

「僕は10代のころから今に至るまで自分を助けてくれたすべての人に感謝したいと思う。アイルランド代表として試合をすることはいつだって自分の中で大きな喜びだったし、国際キャリアを通して素晴らしい思い出ができたよ」

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