バーディ&マフレズを止められない! チェルシー反撃及ばず、レスター単独首位キープ

強固な守備で猛反撃をしのぐ

プレミアリーグ第16節が行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティは、本拠地でチェルシーと対戦。岡崎はベンチスタートとなった。

試合の均衡を破るゴールが生まれたのは34分。そこまで押し込まれる展開が続いていたレスターはダイレクトプレイでチェルシーゴールに迫った。こぼれ球を拾ったMFカンテはすぐさま前線のFWバーディへ縦パスを送り込む。FWバーディ、ウジョアとつないで右サイドのMFマフレズに展開すると、MFマフレスがゴールに向かっていく軌道のクロスを供給する。絶妙な動き出しでマークを外したバーディが右足で合わせて先制に成功する。

バーディの今季15得点目となるゴールで先制したレスターは、前半に37%のボールポゼッションを記録し、チェルシーにボールを保持される時間帯が続いていたが1点をリードして前半を終える。
後半立ち上がりに決定機を迎えのはレスターだった。左サイドのMFオルブライトンから逆サイドボックス内の深い位置でボールを受けたマフレズは、切り返しで相手DFをかわすと狙いすましたシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。レスターがリードを2点に広げる。

追いかけるチェルシーのモウリーニョ監督は53分、DFテリーに変えてMFセスクをピッチに送り出す。すると最終ラインを3バックに変更し、さらにボールポゼッションを高めてレスターのゴール前に押し込む展開となる。そして77分、チェルシーが決定機を迎える。左サイドからFWペドロがドリブルで突破して送り込んだクロスに対して、途中出場のFWレミが頭で合わせて1点差に詰め寄った。

リードを守ったまま試合を終えたいレスターのラニエリ監督は88分、先制ゴールを決めたバーディに代えて岡崎慎司を投入する。岡崎はチェルシーの最終ラインに積極的にプレスを仕掛けて守備で貢献した。

試合はこのまま終了し、レスターがチェルシーに2-1のスコアで勝利を収めた。2位につけるアーセナルとは勝点2差をつけて単独首位をキープしている。

[メンバー]
レスター:シュマイケル、シンプソン、モーガン、フート、フクス、マフレズ(→インレル 82)、ドリンクウォーター(→キング 16)、カンテ、オルブライトン、ウジョア(→キング 87)、バーディ(→岡崎 88)
チェルシー:クルトワ、イバノビッチ、ズマ、テリー(→セスク 53)、アスピリクエタ、ラミレス、マティッチ、ウィリアン、オスカル(→レミ 66)、アザール(→ペドロ 31)、ジエゴ・コスタ

[スコア]
レスター 2-1 チェルシー

[得点者]
レスター:バーディ(34)、マフレズ(48)
チェルシー:レミ(77)

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ