ロナウドがフリーキック決めるも、逆に低すぎる精度に注目集まる

22本目でようやくゴール

9日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節、レアル・マドリードとマルメの一戦は8-0でレアルが圧勝した。この試合ではFWクリスティアーノ・ロナウドが4得点と爆発し、そのうちの1点はロナウドの代名詞とも言える直接フリーキックだった。

しかし、もうフリーキックをロナウドの得意技と呼ぶのは難しくなってきている。スペイン『アス』によると、ロナウドが最後にフリーキックから得点を奪ったのは昨季のリーグ戦最終節ヘタフェ戦だ。それから今日まで22本のフリーキックを蹴ってきたが、ようやく決まった。昨季も52本蹴って決まったのは2本だけで、成功率は5%を切っている。

さらに気になるのはボールの軌道だ。今回のマルメ戦ではゴール右隅にワンバウンドするボールを蹴り、相手GKは反応が遅れてしまった。昨季最終節のヘタフェ戦でもゴール左隅下に決めており、一時期のようなゴールネットに強烈に突き刺さるフリーキックはなかなか見られない。マルメ戦でのフリーキックも優秀なGKなら外に弾き出していたことだろう。
同メディアもロナウドがフリーキックを決めたにも関わらず、反応は冷ややかだ。PKとフリーキックはロナウドが蹴ることになっているが、フリーキックに関してはハメス・ロドリゲスやガレス・ベイルに蹴らせるべきとの意見が多い。さらには現アーセナルMFメスト・エジルもレアルでは16.6%のフリーキック成功率だったとロナウドの低すぎる精度を際立たせるデータを並べており、ロナウドはフリーキックを決めたことで批判されている。

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