元日本代表FW鈴木隆行が現役引退 11クラブを渡り歩いた流浪のストライカー

日韓W杯ベルギー戦で同点ゴール

J2ジェフユナイテッド千葉は2日、FW鈴木隆行(39)が2015シーズンをもって現役引退すると発表した。今年からプレイする同クラブでは2試合に出場している。

キャリアの中で11クラブを渡り歩いた流浪のストライカーが20年の現役生活にピリオドを打つ。茨城出身の鈴木は地元の県立日立工業高等学校を卒業後、1995年に鹿島アントラーズに入団。他クラブにレンタルされた期間を含め10年間を同クラブで過ごし、日本代表にも選出された。期限付きでプレイしたクラブには川崎や千葉といった国内クラブのほかヘンク(ベルギー)、ヒューステン=ゾルダー(同ベルギー)、CFZ(ブラジル)といった海外のクラブも含まれている。

鹿島を退団した鈴木はかつて元名古屋監督ストイコビッチ氏もプレイしたセルビアの名門レッドスターに入団し、その後横浜・F・マリノス、ポートランド・ティンバーズ(米)を経て2011年にJ2水戸ホーリーホックに入団。自身の希望によって無償のアマチュア契約であったことが当時話題を呼んだ。
2001年に初招集を受けた日本代表では55試合に出場して11ゴールを記録。自国開催の2002年W杯・グループ初戦のベルギー戦では値千金の同点弾を挙げ、同大会で日本が初の勝点を得るために大きな貢献をした。

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