ヴェンゲル、ザグレブへの処分を批判「ドーピングを認めているのと同じ」

ポイント、出場資格が変わらず

アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は、ドーピングが発覚したディナモ・ザグレブMFアリヤン・アデミについて触れ、クラブがUEFAによって資格失効にならなかったことを批判した。英『スカイ・スポーツ』がコメントを伝えている。

「驚くべき規則だね。UEFAの決定には賛同できない。薬物を使用したにも関わらず結果がそのままでは、ドーピングを認めているのと根本的には同じだよ」

マケドニア代表のアデミは9月16日に行われたアーセナル戦後の検査によってドーピングの使用が発覚し、UEFAによって4年間の出場停止処分を下されていた。ヴェンゲル監督は処分がクラブ全体に及ばず、チャンピオンズリーグへの参加資格を失効しなかったことを強く批判した。ザグレブはグループFで3位につけている。
また、ヴェンゲル監督はアーセナルがヨーロッパリーグに出場した場合についてもコメントした。現在グループ最下位に沈むアーセナルは突破が危ぶまれており、3位フィニッシュでヨーロッパリーグに回る可能性が高まっている。

「ヨーロッパリーグへ回った場合は真剣に捉えるつもりだ。ポルトガルやスペインのクラブはこのコンペティションにしっかりと向き合い、結果を出している。ベンフィカやセビージャがそうだ。イングランドでは少々大げさに捉えられていると思うね。水曜日に試合をするのも木曜日に試合をするのも大きな違いはないよ」

ヨーロッパリーグに真剣に向き合うと話したヴェンゲル監督。しかしそれでも、「まだ突破の目が消えたわけではない」と主張することは忘れなかった。

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