クリッシト代理人、インテル移籍破談の経緯を明かす

サイドバックが多すぎるインテル

今夏、インテルが獲得に乗り出していたゼニトDFドメニコ・クリッシトだが、その交渉が実を結ぶことはなかった。同選手の代理人を務めるアンドレア・ダミーコ氏はその舞台裏を明かした。伊『football.italia』が伝えている。

「今夏、ロベルト・マンチーニとインテルからの強い関心があったことは本当だよ。彼らはゼニトに対して交渉を行うつもりだったが、ゼニトはクリッシトを売却できない選手と見なしていた。彼らは今でもそう考えているし、交渉は成立しなかったんだ」

ダミーコ氏は交渉の存在を認め、ゼニト側がクリッシトを高く評価していたことが移籍を妨げたと明かした。インテルはかつてクリッシトがジェノアに在籍していた2011年のマーケットでも関心が取り沙汰されたが、交渉が成立することはなかった。
今夏インテルはアレックス・テレス、マルティン・モントーヤを新たに獲得したことにより、やや戦力がだぶついている。新加入選手に加えてダニーロ・ダンブロージオ、長友佑都、ダビデ・サントン、そしてSBもこなせるフアン・ジェズスが2つのポジションを争う形になるため、今後は人員の整理に移ることが濃厚だ。

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