2015年11月22日(日) 02時26分配信
21日におこなわれるユヴェントスとミランの一戦は、セリエAを代表するクラブ同士のビッグマッチだ。今回は6位のミラン対7位のユヴェントスと上位争いとは呼べないが、それでも注目度は高い。伊『カルチョメルカート』はそんな一戦を前に両クラブの歴代指揮官ベスト10を作成。両クラブの偉大なる歴史を振り返っている。
10位:チェストミール・ヴィツパーレク(ユヴェントス)
9位:マッシミリアーノ・アッレグリ(ミラン、ユヴェントス)
8位:アントニオ・コンテ(ユヴェントス)
7位:ニルス・リードホルム(ミラン)
6位:ファビオ・カペッロ(ミラン、ユヴェントス)
5位:カルロ・アンチェロッティ(ユヴェントス、ミラン)
4位:ジョバンニ・トラパットーニ(ミラン、ユヴェントス)
3位:ネレオ・ロッコ(ミラン)
2位:マルチェロ・リッピ(ユヴェントス)
1位:アリゴ・サッキ(ミラン)
現在ユヴェントスで指揮を務めるアッレグリ、現在のユヴェントスの基礎を築いてイタリア代表監督に就任したコンテの2人がランクインした。チャンピオンズリーグで決勝に進出するなど、欧州の舞台でアッレグリが大きな功績を残したのは確かだが、その母体を作ったのはコンテだ。コンテはUCLでベスト8より上に進めなかったが、アッレグリよりも順位が1つ高くなっている。
その他にもミランで黄金期のバトンを繋いだニードホルム、サッキ、カペッロも順当にランクイン。ニードホルムはキャリアで3度ミランの指揮官に就任しており、3度目の就任となった1984年から1987年でチームを作り、カペッロにバトンタッチ。カペッロはシーズン終了まで5試合だけ率いて、そこからサッキが指揮官となった。サッキはご存知の通り現代にも通ずるサッカー理論をミランに植え付けた名将だ。そしてサッキが4年間率いた後、再びカペッロへ。カペッロは1991年から1996年まで指揮を執り、3シーズン連続UCL決勝進出などの偉業を達成した。
また、両クラブで指揮を執った者が4名いるのも特徴だ。現在ユヴェントスを率いるアッレグリもサッスオーロ、カリアリで監督経験を積み、ミランの指揮官に就任。今思えばアッレグリはミランでもユヴェントスでもアンドレア・ピルロの移籍を経験している。特に今季はピルロの不在を感じさせられる場面もあり、チームの再構築に苦労している。ピルロが抜けた今季もここから巻き返せればコンテを超えることもできるはずだが、反撃の狼煙をミラン戦で上げられるか。
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CATEGORY:海外サッカー