92%のパス成功率を誇るMFを2人も抱えるレアル、クラシコではボールを支配か

驚異のパス成功率を誇るクロースとモドリッチ

21日に行われるレアル・マドリード対バルセロナのクラシコで注目すべきポイントは、どちらがボールを支配するかだ。ジョゼップ・グアルディオラに率いられたバルサは驚異的なポゼッションでレアルを押し込むのが常だったが、スペイン『マルカ』はその構図が変わり始めていると指摘した。

今のレアルは実に巧みにパスを繋いでくる。同メディアによると、レアルのトニ・クロースとルカ・モドリッチは今季92%のパス成功率を誇る。クロースが92.59%、モドリッチが92.07%とクロースが若干上回っているが、2人は世界を代表するパスマスターとなっている。

一方のバルサはセルヒオ・ブスケッツが89.94%、アンドレス・イニエスタが85.75%とレアルの2人に比べると少々落ちる。今のバルサがより縦に速いサッカーを志向していることも関係しているが、バルサの中盤が目立つ機会はかなり減っている。チーム全体のパス成功率もレアルが87.5%、バルサは86%とレアルが上回っている。
当時のレアルはカウンターで勝機を見出すスタイルだったが、シャビ・エルナンデスの移籍もあって今ではポゼッション勝負で互角に渡り合えるレベルにある。今回の一戦がホームのサンティアゴ・ベルナベウで行われることもあり、レアルが試合を支配しながら戦う展開となるだろう。今のバルサはカウンターの方が強力だが、レアルがとバルサの位置関係は逆転しているのかもしれない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ