「最高の男を失った」清武の負傷にハノーファーが白旗

チームで唯一代えが利かない存在と伝えられる

日本代表MF清武弘嗣が16日の練習中に右足第5中足骨を骨折したニュースは、清武が所属するハノーファーに衝撃を与えた。

独『ビルト』は最高の男を失ってしまったと報じており、ここからどうやって勝ち星を掴んでいけばいいのかと絶望している。ハノーファーはリーグ戦で12得点を挙げているが、清武はそのうちの8ゴールに絡んでおり、チームにとって絶対に欠かせない選手だ。

指揮官のミヒャエル・フロンツェクも「怪我は非常に辛い。それは我々チームにとってもキヨにとってもだ。我々は彼の損失を受け入れないといけないが、それは事実上不可能だ」と述べ、清武を失ったことを嘆いている。同メディアも、清武以外の選手はいつでも代えられるが、清武だけは代えが存在しないと改めて存在感の大きさを伝えている。
清武が今年中に復帰するのは難しく、ハノーファーは攻撃の核を失った状態で戦わなければならない。問題は年内最終戦となる12月19日までのスケジュールだ。まず21日に指揮官交代後好調のボルシアMGと戦い、インゴルシュタット戦を挟み、上位のシャルケと対戦。その翌週には残留を争うライバルであるホッフェンハイムと戦い、年内最終戦となる12月19日には首位バイエルンとの戦いが待っている。上位陣との3試合に加えて残留を争うライバルとの一戦で清武を失うことになり、ここで一気に順位を落としてしまう可能性もある。

最高の男がいない状態での5試合を、ハノーファーはくぐり抜けていかなければならない。

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