18試合0ゴールと苦しむアザールに、15試合0ゴールのゾラがエール「これは良いこと」

スーパースターゆえの悩みか

1シーズン前に爆発的な活躍を見せた選手が次のシーズンで不振に陥るのは決して珍しいケースではない。昨季背番号を10に変更したチェルシーMFエデン・アザールもその1人だ。昨季のパフォーマンスはリオネル・メッシらと肩を並べるほどのものと賞賛されたが、彼はその重圧に苦しんでいるように思える。

英紙『デイリー・メール』によると、アザールはもうチェルシーで18試合も得点を決めていない。アーセナル戦ではようやくゴールかと思われたが、結局アーセナルDFカラム・チェンバーズのオウンゴールという記録になってしまった。大スランプと呼ぶにふさわしい不振だが、同メディアはかつてチェルシーでプレイしていたジャンフランコ・ゾラも同じ状態に陥った経験があると伝えた。

ゾラは魔法のようなテクニックでサポーターを沸かせたが、2シーズン目には15試合も得点を奪えない時期があった。ゾラ本人も難しい時期だったと認め、アザールにとって今の苦労が良いことになると語っている。
「今のアザールは私の2年目に似ているね。1シーズン目の僕はとてもよかった。アザールもそうだ。今のアザールには全てのスポットライトが当たっていて、それが難しくさせている。どんな選手にもこうした時期は訪れるもので、アザールはもっと試合について考えるようになるはずだ。これは良いことだよ。彼は若いし、世界最高の選手になれるポテンシャルを持っているからね」

ゾラはチェルシーで最後のシーズンとなった2002-03シーズンに16ゴールを挙げ、チェルシーでのキャリアハイを達成した。アザールもゾラと同じように復活を果たせるだろうか。

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