10試合で12失点のチームに怒るコンテ「チャンスで毎回決められるわけにはいかない」

EURO本大会は大丈夫か

17日におこなわれた国際親善試合でイタリアはルーマニアと対戦し、2-2で引き分けた。先日のベルギー戦に続き、イタリアは1分1敗と未勝利で今回のインターナショナルマッチウィークを終えた。

イタリアは先制を許す難しい立ち上がりから一時は逆転したものの、終了間際に同点ゴールを献上。どこか今季のユヴェントスに似た不安定なゲームメイクに、指揮官のアントニオ・コンテも苛立っている。伊『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、コンテはEURO本大会で勝ちたいなら安定感を身につけなくてはならないと怒りのコメントを残している。

「今日のような試合で勝ち切れなかったことに怒っている。チャンスで毎回決められるわけにはいかないんだ。これは自分たちの責任だよ。選手にも言ったが、EUROで1%でも進歩したいのなら、より成長しないといけない。試合を支配したのなら、結果を出さないとね」
また、イタリアは今回の2失点で最近10試合の失点数が12となった。堅守が強みのイタリアにしては失点数が多すぎる。特に今回のベルギーとルーマニアとの2連戦では終盤に失点するケースが目立ち、ゲームコントロールに問題を抱えている。こういった取りこぼしは本大会では命取りになる危険性があり、早急に改善すべきだろう。

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