セレッソ大阪、最終節直前にアウトゥオリ監督退任!

後任は大熊清強化部長

セレッソ大阪は17日、クラブ公式サイトにて、パウロ・アウトゥオリ監督の退任が発表された。

アウトゥオリ監督はブラジルのCRフラメンゴ、サントスFC、サンパウロFC、ポルトガルのベンフィカといった強豪チームの監督を務めた経歴があり、2005年にはサンパウロを指揮し、FIFAクラブワールドカップを制した。その後、2006年に鹿島アントラーズの監督に就任。当時、高卒ルーキーだった内田篤人を開幕戦からスタメン起用するなど若手を積極的に起用した。鹿島でタイトルを取れずに1年で退任になると、ブラジルやカタールのクラブを渡り歩き、2015年にセレッソ大阪の指揮官に就任した。

2015年シーズンのC大阪は、開幕から6戦負けなしと上々の滑り出しだったが、7節にホームでツエーゲン金沢に敗戦を喫してから、勝ちきれない時期が続く。その後、好不調を繰り返し、J2屈指の戦力を持ちながら、最終節を残し現在4位。J1昇格プレイオフ進出は決めたものの、自動昇格圏内には入れなかった。直近の5試合でも勝利なしと、結果が出ておらず、17日にシーズン終了を待たずして、退任となった。
後任には、FC東京や大宮アルディージャで監督を務め、日本代表コーチとしても活躍したことがある大熊清強化部長が暫定的に指揮を執ることを発表している。

29日から始まるJ1昇格プレイオフ直前での退任。このタイミングでの監督交代はかなりのギャンブルだろう。しかし、1年での昇格を決めるには新たな監督のもと、勝利を掴まなくてはならない。まずは、23日に開催されるJ2最終節でのC大阪のパフォーマンスに期待だ。

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