なぜ代表に呼ばないの? プレミアリーグで活躍してもなぜか呼ばれない5選手

実力は確かでも呼ばれない5選手

常にベストメンバーを選ぶ代表チームにおいて、なぜこの選手は代表に選ばれないのかと疑問に思うケースは頻繁に起こる。指揮官の好みの問題もあるだろうが、英『Squawka』はプレミアリーグで活躍しているものの、なぜか代表に呼ばれない選手を5名紹介している。

1.アンデル・エレーラ(マンチェスター・ユナイテッド MF スペイン)

バスティアン・シュバインシュタイガーやモルガン・シュナイデルランといったライバルが続々と加入したことで出場機会が減少しているが、エレーラはボランチからトップ下まで器用に仕事をこなすユーティリティー性を持っている。代表では重宝する人材のはずで、マンUでのパフォーマンスも代表にふさわしいレベルのはずだ。しかし未だにフル代表に選出されない。
2.フランシス・コクラン(アーセナル MF フランス)

まだコクランが未完成の選手と感じているなら、ディディエ・デシャンはアーセナルの試合を視察に訪れるべきだろう。コクランはプレミアで最も激戦区といえるアーセナルの中盤でスタメンを確保しており、サンティ・カソルラとのコンビを完成させている、チャンピオンズリーグなどにも出場しており、EURO2016のような大舞台でも活躍できる選手だ。

3.ウィリー・カバジェロ(マンチェスター・シティ GK アルゼンチン)

カバジェロが良いGKだという事実は誰もが知っている。マラガ時代にもハイレベルなパフォーマンスを見せており、前線に比べると地味なアルゼンチン代表のゴールマウスを任せるにふさわしい選手だ。アルゼンチン代表は今でもセルヒオ・ロメロを招集しているが、なぜか実力者のカバジェロは1度も招集されていない。

4.エクトル・ベジェリン(アーセナル DF スペイン)

世界トップクラスのスピードを誇る右サイドバックは、攻撃的なサッカーを志向するスペイン代表に合っているはずだ。代表監督のビセンテ・デルボスケはファンフランを起用することが多いが、攻撃性を求めるならベジェリンの方が上だろう。U-21代表には招集されているが、A代表での出場経験はない。現在は負傷離脱中だが、EURO本大会へは連れて行くべき人材だろう。

5.マーク・ノーブル(ウエストハム MF イングランド)

イングランド代表監督のロイ・ホジソンは、プレミアリーグの中からイングランド人選手を見つけるのが難しいと口にしている。確かにイングランド人選手のプレイ機会が限られているが、好調のウェストハムを引っ張る闘将がいることを忘れている。ノーブルは決して派手な選手ではないが、チームメイトを鼓舞するハートとハードワークに関しては一流だ。若いデル・アリを招集しているホジソンだが、好調を維持するウェストハムの闘将を呼ぶのも面白い。

上記5選手はゴールやアシストを連発する派手なタイプではないが、陰でチームを支えてくれる職人だ。パートナーを選ばず、自身に課せられた仕事を淡々とこなしてくれることだろう 。特にカバジェロを除く4選手にはEURO2016という大きな大会が待っており、バックアッパーとして彼らをフランスへ連れて行っても損はないはずだ。

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