クラシコにメッシはいらない!? その4つの理由とは

サポーターの93%が不要と回答

21日のクラシコでリオネル・メッシは復帰するのか。これは両軍のサポーターが気にしていることで、メッシの存在でゲームの質は大きく変わってくる。しかしスペイン紙『スポルト』によると、意外にもバルササポーターはメッシの復帰を望んでいない。今のところサポーターの93%がメッシにリスクを冒してほしくないと答えており、メッシは不要だとの意見が大半を占めている。

同メディアも今回のクラシコでメッシは不要だとの見解を示しており、スタメンで起用しない方が良い理由を4つ挙げている。

1.再び負傷する恐れがある
当然これはサポーターも危惧していることで、中途半端な回復状態で戻ってきたメッシがハードなクラシコで再び負傷する可能性もある。こちらも出場するかは不透明だが、レアルには幾度となくメッシに危険なタックルを仕掛けてきたDFペペとセルヒオ・ラモスが構えており、負傷明けのメッシに優しくしてくれるはずはない。

2.メッシがいない方が機能している

9月26日に離脱したメッシは、クラシコで復帰すれば56日ぶりにピッチに立つことになる。そのブランクも気になるところであり、しかも今季のバルサはメッシ離脱後の方が好成績を残している。ルイス・スアレスとネイマールも自由に前線を動き回っていて、そこに王様であるメッシを投入するのは賢い選択なのだろうか。

3.ベンチから存在感を放つ方が良い

メッシは今季のアトレティコ・マドリード戦でも途中出場から決勝点を挙げており、メッシのベンチスタートは面白いオプションになる。得点が欲しい展開では投入し、逃げ切りたい時にはメッシを使う必要はない。

4.3ポイントのアドバンテージがある

メッシが中途半端な状態でクラシコに出場し、再び負傷離脱することは避けたい。前節バルサはビジャレアルを3-0で葬り、レアルはセビージャに2-3で敗れている。この3ポイントのアドバンテージを活かすべきだ。今回のゲームは勝ち点1を拾えればOKというスタンスで臨んでも良いはずだ。

これだけの理由が挙がれば、メッシをスタメンで起用する必要はないように思える。サポーターの中にはメッシが入ったベストメンバーでのクラシコを見たいとの意見も多いが、ここはシーズン終盤のことを考えて我慢すべきだろう。指揮官のルイス・エンリケの判断次第だが、バルサとって絶対勝たなければいけないゲームではない。

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