モイーズの後任はエウゼビオ! クライフのドリームチームから7人の指揮官生まれる

1992年のスタメンから7人の指揮官

9日にデイビッド・モイーズを解任したレアル・ソシエダは、後任にスペイン人のエウゼビオ・サクリスタンを迎え入れた。エウゼビオはセルタで指揮を執った後、2011年からバルセロナBを指揮していた人物だ。現役時代には現バイエルン指揮官ジョゼップ・グアルディオラとプレイした経験もあり、ヨハン・クライフに率いられたドリームチームの一員だった。

驚きなのは、当時のメンバーに指揮官としてキャリアを続けている人物が多いことだ。スペイン紙『マルカ』によると、クライフが率いた当時のドリームチームから7人もの指揮官が誕生している。グアルディオラ、エウゼビオ、サウサンプトンを率いるロナルド・クーマン、カタールのレフウィヤを率いるミカエル・ラウドルップ、マジョルカで指揮を執るアルベルト・フェレール、2013年までファン・アウリチの指揮官を務めたホセ・マリ・バケーロ、同じく2013年までCSKAソフィアを率いていたフリスト・ストイチコフの7人だ。もちろん最も成功を収めているのはグアルディオラで、当時のドリームチームでも頭脳はずば抜けている。

同メディアによると、この7人は1992年5月に揃ってスタメンに選ばれており、当時のスタメンから7人も指揮官が誕生しているのだ。このチームは1991-92シーズンにクラブ初のUEFAチャンピオンズカップ(現在のチャンピオンズリーグ)を獲得しており、まさにクラブの歴史を作ったチームだった。
同じようにグアルディオラに率いられて黄金期を迎えたバルセロナからも指揮官は生まれるのだろうか。グアルディオラの頭脳を受け継ぐシャビ、イニエスタ、メッシもマラドーナと同じように母国の代表監督就任を熱望されるだろう。その他のスペイン人選手もリーガ・エスパニョーラで監督を務める可能性は高く、指揮官としてキャリアが続いていくと予想されている。

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