リーガ・エスパニョーラ第11節が8日に行われ、バルセロナとビジャレアルが対戦した。
2位につけるバルセロナと5位ビジャレアル、互いに好調を維持する上位陣同士の対戦となった。
序盤は拮抗した展開になる。バルセロナはFWネイマールのドリブル突破から、ビジャレアルはFWソルダードのポストプレイから相手ゴールに攻め込むも、互いに守備陣が奮闘し、決定機に結びつかない。
バルセロナは26分、自陣でのコーナーキックの流れからカウンター攻撃を仕掛ける。DFピケ、DFマテューがゴール前まで駆け上がるとFWスアレスがマテューにラストパス。ボックス内でボールを受けたマテューが強烈なシュートを放つも、GKアレオラが好セーブを見せてバルサの攻撃を防ぐ。
次第にボールを保持して試合を進めたバルセロナだったが、ビジャレアルの堅い守備に苦戦し、0-0のスコアで試合を折り返す。
待望の先制点が生まれたのは60分。ビジャレアルDFのパスミスをMFブスケッツが拾うと、抜け出したネイマールにパスを供給。これをネイマールがワントラップからシュートを放ち、今季10ゴール目を挙げる。さらに70分、バルセロナに決定機が訪れる。FWムニルがボックス内で倒されてPKを獲得する。キッカーのFWスアレスが豪快なシュートを叩き込んで、リードを2点に広げた。
その後も、ネイマールとスアレスは抜群の連携を見せる。85分、FWスアレスが左サイドからクロスを送ると、中央でボールを受けたFWネイマールは、相手DFの頭上を越えるトラップでかわし、反転しながらシュートを放つ。ゴールネットが揺れた瞬間、スタジアムに駆けつけた観衆が一気に沸き立った。
ネイマールのスーパーゴールで3点目を挙げたバルセロナが、結局3-0のスコアでビジャレアルに勝利を収めた。
[メンバー]
バルセロナ:ブラボ、ダニエウ・アウベス、ピケ(→バルトラ 82)、マテュー、ジョルディ・アルバ、ブスケッツ、セルジ・ロベルト、イニエスタ、ムニル(→サンドロ 78)、ルイス・スアレス、ネイマール
ビジャレアル:アレオラ、マリオ、ボネーラ、ビクトル・ルイス、ハウメ・コスタ、ピナ(→バカンブ 66)、ブルーノ、ジョナタン・ドス・サントス、カスティジェホ(→サムエル 79)、ソルダード、デニス・スアレス
[スコア]
バルセロナ 3-0 ビジャレアル
[得点者]
バルセロナ:ネイマール(60、85)、スアレス(70)