どこまで続く? 開幕から無敗のレアル、C・ロナウドらのゴールで快勝

前半で勝負が決まる

リーガ・エスパニョーラ第10節が31日に行われ、レアル・マドリードは本拠地サンティアゴ・ベルナベウで昇格組のラス・パルマスと対戦した。

試合は開始早々に動く。レアル・マドリードは前線から積極的に守備を仕掛け、MFカゼミーロのプレスに慌てた相手のMFがパスミスを誘発すると、FWヘセがボールを奪取。ヘセ、カゼミーロとボールを繋ぎ、逆サイドへ飛び出したイスコへラストパス。イスコはワントラップから冷静にゴールへ流し込み、今季初ゴールを挙げる。

さらに10分後、レアル・マドリードは左サイドのマルセロがふわりと浮かせたクロスを供給。このボールにFWクリスティアーノ・ロナウドが頭で合わせて追加点を重ねる。その後もFWヘセのドリブル突破からチャンスを作り出すも、ゴールを増やすことができない。すると38分、ラス・パルマスはコーナーキックのチャンスにMFエルナンがヘディングシュートを叩き込んで1点差に詰め寄る。
だが、試合の流れはラス・パルマスには傾かなった。前半終了間際、MFクロースのパスをボックス内で受けたFWヘセが、右足を振りぬいて強烈なシュートをゴール右隅に突き刺した。ヘセは今季2点目となるゴールを獲得し、レアルは再びリードを2点に広げる。

前半だけで4点が入る怒涛の展開を見せ、3-1のスコアで試合を折り返す。

後半は両チームともにゴール前に迫る白熱した展開に。ラス・パルマスはウィリアン・ジョゼを中心としたカウンター攻撃を仕掛けるも、決定的なシュートまで持ち込めない。56分にはペナルティエリア正面、絶好の位置でFKを獲得し、ウィリアン・ジョゼが強烈なシュートを放つも、GKカシージャが好セーブを見せて阻んだ。

その後はレアル・マドリードが攻め込む時間帯もあったが、結局後半にはゴールが生まれず3-1のスコアで快勝。レアルは開幕からの無敗を10に伸ばした。

[メンバー]
レアル・マドリード:カシージャ、ダニーロ、ヴァラン、ナチョ、マルセロ、カゼミーロ、クロース(→マジョラル 87)、カゼミーロ、モドリッチ(→ルーカス・バスケス 46)、イスコ、C・ロナウド、ヘセ(→M・ジョレンテ 80分)
ラス・パルマス:バラス、シモン、アルティレス、ビガス、ガリード、V・ゴメス、エル・ザハル(→ナウセ・アレマン 68)、ロケ・メサ、エルナン(→タナ 64)、ビエラ、ウィリアン・ジョゼ(→アラウホ 80)

[スコア]
レアル・マドリード 3-1 ラス・パルマス

[得点者]
レアル・マドリード:イスコ(4)、C・ロナウド(14)、ヘセ(42)
ラス・パルマス:エルナン(37)

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